6月上旬に丹沢山に行ってきました。
天気はあいにくの曇り。
塔ノ岳・丹沢山の山頂はガスって景色は何も見えませんでした。
そして、噂に聞いていた「バカ尾根」は、かなりきつかったです。
それでも登山者は多く、老若男女問わず丹沢山を登っていました。
アクセス
今回は、下道を使って車で丹沢山に向かいました。
東京から約2時間半で到着します。
駐車場は「大倉駐車場」を利用しました。
6時半に駐車場に到着した段階で、ほとんど埋まっていたので、もし大倉駐車場を利用するのであれば、なるべく早く行くことをオススメします。
向かいに秦野ビジターセンターがあり、そちらで登山前にトイレを済ますことが出来ます。
大倉バス停~塔ノ岳~丹沢山の登山ルート
堀山・塔ノ岳・日高・竜ヶ馬場・丹沢山 / たかまるさんの塔ノ岳(神奈川県)・丹沢山・堀山の活動データ | YAMAP / ヤマップ
今回は、大倉バス停から塔ノ岳を超えて、丹沢山を登るコースをピストンしました。
大倉バス停〜塔ノ岳までの大倉尾根、通称「バカ尾根」はかなりきつい登りが続きますが、鎖場はないため健脚者であれば登りやすいルートです。
スタート地点の大倉バス停から丹沢山山頂まで1,277mの高低差をほとんど登り続けるため、かなり登りごたえがあります。
丹沢山の特徴
急登が多い
とにかく急登が多い印象です。
大倉バス停〜塔ノ岳までの大倉尾根はもちろんですが、全体の登り道に1割ほどしか、平坦な道や下りはありません。
塔ノ岳〜丹沢山に行く道で一旦下り道がありますが、それ以外はほとんど登りです。
その上、階段になっている箇所が多いため、かなり脚が疲れます。
ヤマビルの生息地
丹沢はヤマビルの生息・被害で有名です。
ルートによって遭遇率は異なりますが、どのルートであっても全くいないわけではないようです。
私は被害に遭いませんでしたが、別ルートから来たおじさんはヒルに嚙まれていました。
ヤマビル対策にヤマビル忌避剤を事前にパンツや靴に吹き付けたり、引き剥がす用に塩を持って行くと良いです。
私はヤマビル忌避剤に「ヤマビルファイター」を使用しています。
植生保護の木道・階段
丹沢の登山道では、木道・階段がしっかりと整備されています。
これらは、登山者が踏みつけることによって、植物が生えなくなってしまうのを防ぐために作られました。
丹沢は登山者の増加により、登山道が荒廃してしまった歴史を持ちます。
木道・階段から外れないようにしましょう。
トイレが多い
登山道にトイレがない山も多い中、今回の登山ルートには私が把握しているだけでも4ヵ所のトイレがありました。
どのトイレも使用するには、チップ(100円)が必要です。
このチップはトイレの維持管理に使用されます。
山岳トイレの管理維持費は数百万円に及ぶと聞きます。
誰もが快適な登山を楽しむためにも協力しましょう。
ここがよかった!
色鮮やかなツツジ
丹沢には野生のツツジが9種類確認されています。
今回は見頃を過ぎてしまって数輪咲いているのを見かける程度でしたが、見頃である5月中旬~6月初旬には遠目からでも分かるほど色づいているようです。
とても綺麗だったので足を止めてしばらく見つめていました。
塔ノ岳~丹沢山の尾根道
塔ノ岳~丹沢山の尾根道で視界が開けているところがあるのですが、そこの景色が素晴らしいです。
木が生えていないため、尾根道が下って上がっていくのをはっきりと見ることが出来ます。
緩やかな曲線を描く道が、見えなくなった先もずっと続いていく予感があり、私はこの景色を美しく思いました。
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