10月中旬、金峰山(標高2599m)に登ってきました。
金峰山は、長野県と山梨県の境にある山で日本百名山の一座に選ばれています。
今回は紅葉を目当てに金峰山へ。
無事に紅葉を見ることが出来ました!
それだけではなく、神秘的な岩にも出会えましたよ!
アクセス
今回も車で登山に向かいます!
駐車場は、長野県の「廻り目平キャンプ場」を利用。
都心から中央自動車道を使って長坂ICで下り、一般道を進むと、約4時間程で到着しました。
10時に着いた段階で駐車場は満車。
丁度出て行く車がいたため、なんとか駐車することが出来ました。
確実に駐車したいのであれば、8時ぐらいには到着していたほうが良いかもしれません。
駐車場代の支払いは、車を出す時に、キャンプ場に併設されている「金峰山荘」で行います。
今回のルート上にある「金峯山小屋」で駐車券にスタンプを押してもらうと、駐車場代が1人あたり500円から100円になるため、登山に駐車券を絶対持って行くようにしましょう。
登山ルート
金峰山(甲州御岳山) / たかまるさんの金峰山の活動データ | YAMAP / ヤマップ
【登り】
廻り目平キャンプ場→金峯山小屋→金峰山
【下り】
金峰山→金峯山小屋→廻り目平キャンプ場
トイレ情報
今回のルート上のトイレ数
2ヶ所
・廻り目平キャンプ場
・金峯山小屋 (利用料200円)
ルート途中には「金峯山小屋」のトイレしかないため、トイレに行くタイミングを計画して行きましょう。

今回のルートの特徴
廻り目平コース
廻り目平コースの登山口は、キャンプ場内にあります。
金峰山の標高が2559mと高いのにも関わらず、急登がほとんどないため楽に登ることが出来た印象です。
川沿い、樹林帯、ガレ場の3種類の登山道が楽しめるのでおすすめです!
川沿いのなだらかな坂道
最初は川沿いのなだらかな坂道が続きます。
息切れしない程度の坂道のため、周りの景色を楽しむ余裕がありました。
鮮やかな紅葉眺め、澄んだ川のせせらぎを聞きながら登るのは、とても気持ちよかったです。
この道端でチェアリングを楽しむのも良いなと思いました。


苔とキノコの樹林帯
途中でなだらかな坂道から鬱蒼とした樹林帯に突入します。
足場は落ち葉や木の根で少し悪くなりますが、登り自体はキツくないため、疲労感はさほど感じません。
この樹林帯には他の山では見たことがないくらい木の根元に苔が生えていました。
人の通り道になっていそうな所以外は、ほとんど苔。
それとキノコが点々と生えており、苔とキノコを観察しながら登る楽しさがあります。



高山植物を縫うように続くガレ場
樹林帯は、金峯山小屋で終わり、それより先はガレ場です。
高山植物の間を縫うようにガレ場が頂上まで続いています。
かなりの頻度で浮石があり、頂上までの間に5回ほど浮石を踏みました。
うっかり踏んでしまうとバランスを崩して危険なので、しっかり石が安定しているのかを確認しながら進んだほうが良いです。


頂上
山頂に到着すると1番に目に入ってくるのが「五丈岩」です。
「五丈岩」は、高さが約15mもある岩で、金峰山信仰の神域であり、金櫻神社の本宮にあたります。
こんなにも巨大な岩が頂上にそびえている姿は壮観です。
昔の人々がこの岩に神を感じ、崇めたのも納得できます。
ちなみに登っている人がよくいるようですが、この岩には絶対に登らないで下さい。
信仰のシンボルだということもありますが、土地を所有している金櫻神社が登ることを禁止しています。


まとめ
・駐車場代を安くするために金峯山小屋で駐車券にスタンプをもらうこと
・川沿い、樹林帯、ガレ場と3種類の登山道を楽しむことが出来る
・10月中旬に紅葉を楽しめる
・頂上にそびえる「五丈岩」は壮観
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