赤城山に行ってきました!
初めての雪山だったため、かなり苦労をしました。
準備不足を痛感しましたね。
また私も今回記事を書くにあたって知ったのですが、赤城山は山の名前ではなく火山活動によって生じた大きな火山体の名称だそうです。
一つの山の名前だとずっと勘違いしていました。
今回はその赤城山の中で最高峰である黒檜山から駒ヶ岳に縦走するルートで登ってきました。
アクセス
下道を使って車で赤城山に向かいました。
東京から約2時間半で到着します。
駐車場は赤城神社近くの「おのこ駐車場」を利用しました。
無料で利用できることとトイレがあるのでお勧めです。
おのこ駐車場付近まで来ると道路に凍結している箇所があるのでお気をつけ下さい。
おのこ駐車場~黒檜山~駒ヶ岳の登山ルート
黒檜山・駒ヶ岳 / たかまるさんの駒ヶ岳(群馬県)・赤城山の活動データ | YAMAP / ヤマップ
おのこ駐車場~黒檜山登山口
おのこ駐車場から出発!
今回のルートにはトイレがないため、おのこ駐車場でトイレを済ませてから向かいます。
大沼を左手に車道を進んでいきます。
大沼は氷結していて大勢の人が釣りをしていました。
氷結した大沼の白と赤城神社の桟橋の赤とのコントラストが美しかったです。
おのこ駐車場のトイレ。
黒檜山登山口に向かう道。
黒檜山登山口に向かう途中、左手に見える大沼。氷上に穴を開けて釣りをやっている模様。
黒檜山登山口~黒檜山
20分ほど車道を歩いて行くと右手に黒檜山登山口が見えてきます。
ここでアイゼンを装着して本格的な登山に突入していきます。
我々はチェーンスパイクを装着。
基本的には木々の間を登っていく道です。
傾斜はそこまで急ではありません。
チェーンスパイクとスノーバスケットを付けたトレッキングポールで問題なく登っていけました。
途中、右側が切り立った尾根道があります。
景色が綺麗ですが、雪庇になっているのであまり近づきすぎないようにしましょう。
黒檜山山頂に辿り着くまでに分岐が一ヵ所あります。
看板があるのですが積雪量によっては埋もれている可能性があるので間違えないように気を付けましょう。
分岐を左に曲がってしばらくすると黒檜山山頂の標識があります。
その先に絶景スポットもあるのぜひ見に行きましょう!
黒檜山登山口です。ここで登山者はアイゼンをつけていました。
我々はチェーンスパイクを装着。
基本は木々の間を抜けて行く登り道。そこまで急な印象はなかったです。
途中右側が切り立った尾根道があります。景色が良いです。
黒檜山方向と駒ヶ岳方向への分岐の看板。辛うじて読めました。
黒檜山山頂の標識。
絶景スポットからの景色。
黒檜山~駒ヶ岳
黒檜山から駒ヶ岳へは元来た道を戻り、登りで左に曲がった分岐を直進します。
しばらく歩くとまた分岐の看板が出てくるので、そこを右に曲がります。
あとは道沿いに進んでいけば駒ケ岳山頂です。
道の構成としては黒檜山からの下り道→黒檜山と駒ヶ岳間の尾根道→駒ヶ岳の登り道で構成されています。
黒檜山からの下り道はかなり急でチェーンスパイクでは対応できませんでした。
大事には至りませんでしたが、何回も登山道上で滑落することになり怖い思いをしました。
アイゼンを必ず持って行くようにしてください!
黒檜山山頂に向かうときに左へ曲がった分岐を直進。
駒ヶ岳に向う分岐。右へ曲がり、下り道に突入。
黒檜山からの下り道。かなり急です。
黒檜山と駒ヶ岳間の尾根道。
駒ヶ岳山頂への登り。
駒ヶ岳山頂の標識。
駒ヶ岳山頂からの眺望。
駒ヶ岳~赤城駒ヶ岳登山口~おのこ駐車場
駒ケ岳からは尾根道が少しあり、そこからはずっと下り道です。
尾根道は緩やかで素晴らしい景色を楽しみながら歩くことが出来ます。
下り道はここでもなかなか急な場所があり、ここでも登山道上で何度か滑落しました。
傾斜が緩やかになったと感じてきてから20分ほど歩くと駒ヶ岳登山口です。
車道に出て右に進むとすぐおのこ駐車場に到着します。
最初は緩やかな尾根道が続きます。景色が綺麗。
途中から下り道になります。ここもなかなか急。
駒ヶ岳登山口。見えている道路を右に進むとおのこ駐車場です。
黒檜山~駒ヶ岳 登山まとめ
今回の登山は準備不足を痛感しました。
まず装備が足りませんでした。
アイゼンは絶対に必要です。
ネットにあったチェーンスパイクで登っている人の登山記録を参考にしたのですが、実際に登ってみると想像通りには行きませんでした。
登りは問題ないのですが、下りで雪に爪が掛からず滑ってしまいました。
来シーズンに雪山に登る際は装備をきちんと揃えた状態で臨みます。
次に雪山で必要な技術を習得しておくという意味でも準備が足りなかったです。
防寒に関しては以前那須岳で寒さで苦しんだ経験が活き、全く寒さを感じませんでした。
しかし、雪山用の手袋をした状態での作業がうまくできなかったため、訓練をしていく必要性を感じました。
今回の雪山登山はとても怖い思いと苦労をたくさんしましたが、それでもまた登りたくなるぐらい雪山は美しいです!
高額な装備代を払ってでも登る価値があることを実感しました!
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