日本百名山の一座「筑波山」に行ってきました。
以前にも何回か筑波山には登っています。
やはりアクセスが良いのは強いですね。
すこし疲れていたり、時間があまりなかったりしても行きやすいです。
ただその分人は多めですね。
静かな山が好きな人には向かないかも。
今回は前回の那須岳の反省を生かしてトレッキングポールを購入、試運転しました!
アクセス
朝5時頃に出発すれば下道でも都内から約2時間で到着することが出来ます。
今回は市営筑波山第3駐車場を使用しました。
市営の駐車場は第1から第4まであるのですが、第3が一番広くて登山口に近いです。
民間で駐車場貸ししているところもあるのですが、探すのが手間なのでいつもここを使用しています。
駐車場のそばにトイレもあるので便利です。
<駐車場情報>
営業時間
5:00~20:00
料金
普500円/回,大型2,000円/回
筑波山神社から筑波山山頂までの登山ルート
筑波山(男体山)・筑波山(女体山) / たかまるさんの筑波山(男体山)・筑波山の活動データ | YAMAP / ヤマップ
登り(御幸ヶ原コース):筑波山神社→御幸ヶ原→男体山→女体山
下り(白雲橋コース):女体山→筑波山神社
ルート紹介の前に
2022年3月末頃まで山頂手前の広場(御幸ヶ原)にあるトイレは改修しているようです。
12月に行ったときは、女体山側のトイレが改修中でした。
男体山側のトイレは使えましたが、混雑するため用を済ませてから登ったほうが良いです。
御幸ヶ原コース
こちらの鳥居が登山道への入口です。
筑波山神社の境内を抜けて行くのですが、結構分かりにくいです。
筑波山ケーブルカー山麓駅(宮脇駅)のすぐ横なのでそちらを目指していくと良いでしょう。
12月上旬でしたが、境内にはまだ綺麗な紅葉が残っていました。
最初は、木の根が入り組んだ道をいきます。
木の根が階段状になっているので比較的登りやすいです。
少し進んでいくとちょっとしたガレ場が出てきます。
濡れている岩がたまにあり不用意に踏むと滑るため気を付けましょう。
途中でケーブルカーの線路沿いに出るところがあります。
タイミングがよければケーブルカーが近くで見られますよ!
登山道が水浸しになっているところが現れます。
ここは男女川の源流で斜面のパイプから常に水が流れ出しています。
澄んだ水を見ながら休憩すると癒されますね。
せせらぎが心地よいです。
飲んでいる人がいましたが、生水なので自己責任でどうぞ。
階段のエリアが出てきます。
このあたりまでくると御幸ヶ原(山頂手前の広場)はもうすぐです。
御幸ヶ原に到着!
ロープウェイの山頂駅もここにあります。
売店が多くあり、登山者だけでなく観光客も賑わっていました。
この日はあいにくガスっていてハッキリ景色が見えませんでした。
天気が良ければ他の山々や街が綺麗に見えます。
男体山
少し休憩して男体山へ。
男体山の山頂へはこの岩場を登らないと辿り着けません。
写真では緩やかに見えますが、実際はもっと急です。
ロープウェイで上がってきた人の中にはクロックスや革靴で登っている人がいました。
危なそうだったので登山靴でなくても、せめて運動靴を履いたほうが良いです。
男体山の山頂標識です。
何故ここなんだろう?という位置にあります。
筑波山神社の男体山御本殿があるのでお参りしましょう。
男体山山頂にも社務所があるので御朱印をもらったり、御守りを買ったりすることが出来ます。
※悪天候などにより社務所が閉まっている場合があるようです。
男体山山頂からの景色です。
こちらもだいぶガスっていますね。
女体山山頂を目指すために御幸ヶ原に一度戻ります。
1年ぶりぐらいに登ったら御幸ヶ原にバーナーエリアが出来ていました。
山火事の予防ですかね。
ここでのみバーナーが使えます。
お昼頃になるとエリア内が人でいっぱいになってしまいました。
利用する人は時間をずらすことをオススメします。
家から保温ボトルに入れて持ってきたお湯で入れたコーヒー。
山でのコーヒーはいつもより美味しく感じます。
女体山
お昼とコーヒーを楽しんだら女体山へ。
男体山と比べると登山道は緩やかな印象です。
女体山山頂に向かう途中に「ガマ石」があります。
蛙の形をしているのが名前の由来だと思っていました。
しかし、実際は「ガマの油売り口上」が考えられた場所というのが名前の由来のようです。
御幸ヶ原から白雲橋コースに抜けて行くと名前のついた変わった岩がたくさんあります。
そういった岩を見るのも筑波山の楽しみの一つです。
女体山御本殿でも参拝しました。
こちらも社務所とセットです。
筑波山の山頂標識は女体山の山頂にあります。
登山日が日曜だったこともあり山頂が人で埋め尽くされていました。
この写真を撮るときも人が切れる一瞬が来るまでずいぶん待ちました。
女体山山頂からの風景です。
山頂の際に立つと自分が中空に浮いているような感覚が味わえます。
登頂の達成感と相まって最高でした!
白雲橋コース
女体山山頂を楽しんだらいよいよ下山です。
今回は白雲橋コースを通って行きます。
白雲橋コースは、女体山山頂から直接繋がっているので使い勝手がいいです。
ただ途中ちょっとした鎖場があったり、急な岩場があったり難易度は筑波山の中では高めです。
初心者でも問題ないですが、気を引き締めていきましょう。
日曜日の白雲橋コースは登りと下りが入り乱れて写真のようにかなり渋滞していました……。
しばらく歩くと「北斗岩」と呼ばれる大きな岩が出てきます。
岩の間を通り抜けて進みましょう!
こういうところを通るのはワクワクしますね!
鎖場です。
足場が細いので踏み外さないように気を付けていきましょう。
正直なところ、怖さは白雲橋コースの始まりのほうが上なので気を抜かないように。
このあたりまで来ると徐々に膝が痛くなってきました。
どうやらガレ場が続くと膝が痛くなるようです。
この迫力のある岩は「弁慶七戻り」です。
上の岩が今にも落ちてきそうなため、弁慶も通るのをためらったことからこの名前がついたそうです。
たしかに真下を通るときは圧迫感がありました。
分岐が出てくるので間違えないようにしましょう。
広場の奥に分岐があります。
この看板を神社方面・右に進んで下さい。
ここからは比較的緩やかな下りになります。
ガレ場もこのあたりでなくなってきます。
水が流れ出て濡れているところが途中ありました。
濡れた石は非常に滑りやすくなるので足元に気を付けましょう。
「白蛇弁天」の社まで来たらゴールはまもなくです!
写真ではわかりにくいですが、この先にある鳥居が登山口です。
鳥居をくぐったらゴール!
筑波山神社の東側に出ます。
筑波山登山 まとめ
とにかく人が多かった印象です。
いままで平日に行っていたので、土日祝はこんなに人がいるんだと驚きました。
私は自分のペースがつくれないのと、静かな山が好きなので次は平日に来たいなと思いました。
体力面、技術面では初心者でも問題なく登れます。
またケーブルカー、ロープウェイもあり、何かあったときの下山手段があるので安心です。
今回私は最近運動不足だったためか、下山時に膝が痛くなってしまいました。
トレッキングポールがあったので何とかなりましたが、辛かったです。
そうしたトラブルの際に安全策がとれるかどうかというのは初心者にとってはとても重要ですね。
そういって点でも初心者向けと言えます。
今度は春になったらまた別の表情を見に来ようと思っています!
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